『父親たちの星条旗』(クリント・イーストウッド)

この映画、硫黄島の戦いを題材にしてアメリカ側と日本側の目線で描き分けた2部作のアメリカ側編。なので、12月公開の日本編を見ないで何か個人的にも評価みたいなものを下すのはよくないなということで、積極的に保留です。ただ、2つほど気づき(宿題)があったので、一応記録。


一週間前に朝鮮戦争ネタの韓国映画トンマッコルへようこそ」を見たのだけれど
・「トンマッコルにようこそ」で描いていた多くの個人
 >戦わない。守る。共有する、分け合う。草食的。農耕的。守るためには戦うことがある
 >かなり肯定的にとらえた私
・「父親たちの星条旗」で描いていたアメリカ(の体制と一部の個人)
 >戦って屈服させる。共有しないで独占する。富と貧困。肉食的。狩猟的。
 >肯定したくない。正直、ある程度の富とか生きる糧は欲しいけれど、略奪してまで欲しいとはどうしても思えない。


擬似的にしか戦争をあまりにも知らない私だし、日常生活でどちらもやっていることだから、聖人のようなきれい事は言えないけれども当分、頭の中で、永遠かもしれないけど宿題のひとつにします。


もうひとつですが、映画の内容は、現実世界とギャップが大きい方が、たくさん強めの発見・自分への宿題が出てくるので、見てためになるみたい。そんなこと今更気づいたの、、、って言われそうだけどね。