2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『歩いても 歩いても』(是枝裕和)

2008年/日本/ あらすじ - goo 映画 監督・原作・脚本・編集:是枝裕和 出演:阿部寛、夏川結衣、YOU、高橋和也、田中祥平、樹木希林、原田芳雄 公式サイト:http://www.aruitemo.com/index.html

『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン』(侯孝賢)

監督目当てだったのだが、ジュリエット・ビノシュがよい。吹っ切れているというのか、のびのびやれているのか、すごいはまり役だったのか。今まで見た彼女の中で断然一番。 それを引き出したのがホウ・シャオシェンだったのであれば、やっぱり彼が偉いという…

『一瞬の夢|小武』(賈樟柯)

中国が急速に発展する中で、人が勝ち組負け組に大きく色分けされていく。 同じスリをしていた2人が、片や成り上がって、片やスリの常習犯のまま。成り上がった男は、結婚するときには祝いをやるという約束を果たそうとする男を、世間からの目を気にして(あ…

『崖の上のポニョ』(宮崎駿)

怖い。宗介を追ってくる時のポニョの執着心は、もうただ怖い。でも子供というのはそういうものだろう。ひたすら我がままで、自分のことしか考えていない。ホラー映画よりずっと怖い。宗介も、深く考えることなく、というか5歳だから考えられる頭もないだろう…

『西の魔女が死んだ』(長崎俊一)

品川プリンスシネマで視聴。入ったら通常料金でプレミアムシートでゆったり。予告編は今まで何度も遭遇していて、期待して見始める。 とても丁寧に作られた上質な映画でとてもよかった。 山育ちの私は、おばあちゃんと彼女が過ごす山の家からは、本当の森の…

『闘茶|tea fight』(王也民)

もっとお茶文化をまじめに描くのかな、とも思っていたが、思いっきりエンタテイメント。少々安易で強引に思える終わり方だったりするけれど、まあ、よしとしよう。思ったより軽く楽しめました。特に台北は好きなので、親近感持って見続けられたし、お茶好き…

『時をかける少女』(細田守)

今まで見ないでいてごめんなさい、すごいよかった。 大林監督+原田知世の実写版もよかったけれど、こっちは全く違った面白さがあって、すごいよい。主人公がかなり活発な少女に変わっているのも時代か。 2006年/日本/99分 時をかける少女 - goo 映画 監督:…

『竜馬の妻とその夫と愛人』(市川準)

ずいぶん賞を獲った映画だったようだけれど、、、感動も悲しみも起きなかった。坂本龍馬という英雄のまわりにいた一般人が、英雄がいなくなってもそれを受け入れられずに、主題のない凡庸以下の人生を歩んでいる、それを映像にしただけ? それにしても、他の…