★★☆

『父の初七日』

監督:ワン・ユーリン、エッセイ・リウ 出演:ワン・リーウェン(アメイ 阿梅)、ウー・ポンフォン(アイー 阿義)、チェン・ジャーシャン(タージ 大志)、チェン・タイファー、(シャオチュアン 小庄)

『秋刀魚の味』(小津安二郎)

1962 監督:監督 小津安二郎 脚本 野田高梧、小津安二郎 キャスト 平山周平(笠智衆) サラリーマン。妻を亡くし、長女と次男の3人で暮らす。 平山路子(岩下志麻) 周平の長女。24歳。父と弟の身の回りの世話をする。 平山幸一(佐田啓二) 周平の長男。路…

アルゴ(ベン・アフレック)

いやいや、これははらはらどきどきする。真ん中頃から最後までずっと。極上のサスペンスドラマだが、それに加えて、実話を元にしているので、ドキュメンタリー好きの自分には堪えられない映画だったよ。 監督:ベン・アフレック キャスト:ベン・アフレック…

R-18文学賞vol.1 自縄自縛の私(竹中直人)

「深夜食堂」で知った平田薫さん主演ということと、竹中直人監督作品だということと、自縛という奇妙な切り口の面白さ期待が合わさって観に行った。とても不思議だったのは、思ってたほど自縄自縛という行為が異常に見えなかったこと。女の子がストレスを解…

『お茶漬の味』(小津安二郎)

気が急いている時には見られなかったテンポだが(小津作品みなそうだが)、今日はそうではなかったので、見られたし、すごくよい味わいがあった。「遠慮のない、primitiveな、、お茶漬けの味」が夫婦の味なんだよ。ってのが、最後にじんわりと納得というか、…

『のぼうの城』

萬斎目当てに見にいったけど、期待以上!さすが!楽しかった。彼にしか、のぼう役はできないね。それと、佐藤浩市が、ものすごかった。 2012 監督:犬童一心、樋口真嗣 原作、脚本:和田竜『のぼうの城』 キャスト:成田長親:野村萬斎、甲斐姫:榮倉奈々、…

『グスコーブドリの伝記』

キャラクターが猫なので、ちょっとメルヘンチックかもと覚悟していたが、そんなことはなく子供だましではない、硬派な作り。安易に救われてしまうこともない。こういうものこそ小さいうちから子供に見せるべきだろうな、と思った。難しくてわからない?とい…

『テルマエ・ロマエ』(武内英樹)

原作を知らなかったからか、あるいはお風呂シーンばっかりだったからか、ぜんぜん肩こらずに、らくーに笑って過ごせました! 阿部寛、最高。彼以外あり得ない。 2012 監督:武内英樹 原作:ヤマザキマリ キャスト:阿部寛、上戸彩、北村一輝、竹内力、宍戸開…

『台北の朝、僕は恋をする』(陳駿霖 アーヴィン・チェン)

台北の誠品書店が面白く使われていた。うちの近くに是非欲しいすごく良い書店。夜の師大夜市も出てきたし。どっちも、また行きたい。ほぼ一夜の物語がうまくできてるなと感心した後で、ヴィム・ヴェンダースが制作総指揮だったと知って、とても納得。 2011 …

『墾丁は今日も晴れ!』(けんてぃんはきょうもはれ、原題:我在墾丁*天氣晴)

よくある台湾ドラマのB級さも好きだが、それとは全く違うところを狙った、脚本、映像、キャスト、音楽、どれも素晴らしかった。台湾最南端の墾丁。マリンスポーツには惹かれなくとも、自然の魅力に環境保護と観光ビジネスなどの社会的な背景も絡んできて、一…

『ひまわり』(行定勲)

しかけがおもしろい。主人公の朋美がそもそもあまり出てこない。朋美に関わった人がみな彼女を表面的な断片しか知らない。それぞれが話すことを聞いてつなぎ合わさることによって、彼女の姿がはっきりしていくのと同時に、観客もだんだん分かってくる。推理…

『孤高のメス』(成島出)

堤真一は相変わらず味があってよかったけど、それにも増して、夏川結衣がすごいよい。臓器移植という重いテーマもあったが、そこは意外にあっさりと描いて、目の前の命を救う技術者魂のようなものを、彼女の視線から追っていく演出が、感情移入もしやすくて…

『少年メリケンサック』(宮藤官九郎)

この映画で宮あおいがやった音楽関係者の役は、その後「ソラニン」でギターかき鳴らして歌を歌ったり、CMで「ドブネズミの唄」を歌ったりするのの、発端だったりするな。思いっきりブレーキ踏まずにアクセル全開なのが気持ちよい。 監督、脚本:宮藤官九郎 …

『アイルトン・セナ 〜音速の彼方へ』(アシフ・カバディア)

セナファン、F1ファンのための映画。80年代90年代を思い出しながら見た。ラストのその日に刻々と近づいていくのを感じながら見るのは、締め付けられるような辛さを感じながらも目を離せない緊張感がある。今宮さんらが泣きながら中継しているところを見せら…

『告白』(中島哲也)

監督:中島哲也 キャスト:松たか子(森口悠子)、岡田将生(寺田良輝)、木村佳乃(直樹の母)、高橋努、井之脇海、田中雄土、西井幸人、能年玲奈、橋本愛(北原美月) あらすじ - goo 映画

『キサラギ』(佐藤祐市)

監督:佐藤祐市 キャスト:家元:小栗旬、オダ・ユージ:ユースケ・サンタマリア、スネーク:小出恵介、安男:塚地武雅、いちご娘。:香川照之 2007

ソーシャルネットワーク|The Social Network(David Fincher)

アメリカ 監督:David Fincher キャスト:Jesse Eisenber(Mark Elliot Zuckerberg), Andrew Garfield(Eduardo Saverin), Justin Randall Timberlake(Sean Parker)

『台北に舞う雪〜 Snowfall in Taipei〜(台北飄雪)』(霍建起)

台湾 監督:フォ・ジェンチイ(霍建起)、脚本:ス・ウ(思蕪)、田代親世 キャスト:チェン・ボーリン(陳柏霖)、トン・ヤオ(童瑶)、トニー・ヤン(楊祐寧)

『サマーウォーズ』(細田守)

あらすじ - goo 映画 監督:細田守 脚本:奥寺佐渡子 主題歌:山下達郎 声:神木隆之介、桜庭ななみ、谷村美月、富司純子

『お父さん、元気?』(張作驥)

父親を描いた10篇の短篇によるオムニバス。 監督:張作驥(チャン・ツォーチ) 阿爸的手錶 心願 ヤクザの父親。障害を負った娘 原點 桃園國際機場の搭乗口 期待 日本人の父親。 爸爸不要哭 背影 息子役に「九月に降る風」の張捷(チャン・チエ) 往日的舊夢 タ…

『ヤンヤン』(鄭有傑)

監督:チェン・ヨウチェ(鄭有傑) 出演:サンドリーナ・ピナ(張榕容)、ブライアン・チャン、ホワン・チェンウェイ 2009年/台湾/112分

『白タク』(ジョビン・バレステロス)

東京国際映画祭の平日夜、会社の帰りに観賞。 模範警官なんだけどバイトで白タクをやっている若者シモンが、白タクでアメリカ人を撥ねてしまい、そのときの乗客目撃者ペドロを道連れに逃避行する話。ペドロは恩赦で釈放されたばかりで(60代?)服役している…

『おと・な・り』(熊澤尚人)

アパートの薄い壁は、隣のうちの音が聞こえてしまって、良いことはないものだと思っていたが、この話だととてもポジティブ。七緒(麻生久美子)はフラワーデザイナーの資格をとってフランス留学目指している、頑張りすぎている30歳。聡(岡田准一)はカリス…

『台湾人生』(酒井充子)

監督 : 酒井充子 台湾人生 - goo 映画 台湾 http://www.taiwan-jinsei.com/

『姿三四郎』(黒澤明)

1943年/日/ 監督:黒澤明 出演:大河内伝次郎 / 藤田進 / 河野秋武 / 清川荘司 / 三田国夫

『四川のうた(原題:二十四城記)』(賈樟柯)

中国四川省の省都・成都にあった、巨大な国営工場「420工場」が、40年余りの歴史に幕を閉じる。閉鎖されていく工場の産業遺跡のような異様な威容と、解雇されていく労働者たちが、きりっと正面を見て歴史を語っていく。皺の刻まれた顔つきが、リチャード・ア…

『九月に降る風(原題:九降風)』(林書宇)

夏の終わりに、ユーロスペース他で一般公開が決定! 喜ばしい。が、一足先に日本語訳なしのDVDを英語字幕を頼りに浅い理解承知で視聴。物語は、1997年頃の台北近郊の新竹が舞台。九降風とはそこに9月に吹く季節風のこと。その季節は台湾では卒業から入学の…

『海角七号|海角七號』(魏徳聖)

台北でミュージシャンの夢を諦めて故郷に帰って来た阿嘉は郵便配達をはじめる。そこで「海角七号」という今はない住所に宛てた日本からの小包を開けてみてしまう。中には、終戦直後に台湾を離れた日本人教師が台湾の女性に宛てて書いたラブレターが入ってい…

『春、バーニーズで』(市川準)

西島秀俊、寺島しのぶ。二人ともうまいなー。NHK大河ドラマを観終わってから、しみじみ。それにしても市川準さんは、キャスティングがうまい。はずれは記憶にないぞ。新人の起用も多いから、撮影期間中に成長させたり、うまく導くこともうまいらしいけど。 2…

『トキワ荘の青春』(市川準)

若い頃の石森章太郎、赤塚不二夫、藤子不二雄ら、多くのマンガ家たちが青春時代を過ごしたアパート“トキワ荘”。成功していく人、成功できずに去っていく人の、細かな心の機微を丁寧に追っている。主人公である寺田ノブオ氏は若い漫画たちの先輩であり彼らの…