日本

『告白』(中島哲也)

監督:中島哲也 キャスト:松たか子(森口悠子)、岡田将生(寺田良輝)、木村佳乃(直樹の母)、高橋努、井之脇海、田中雄土、西井幸人、能年玲奈、橋本愛(北原美月) あらすじ - goo 映画

『転々』(三木聡)

監督・脚本:三木聡 キャスト:竹村文哉:オダギリジョー、福原愛一郎:三浦友和、麻紀子:小泉今日子、ふふみ:吉高由里子、国松:岩松了、仙台:ふせえり、友部:松重豊 2007

『キサラギ』(佐藤祐市)

監督:佐藤祐市 キャスト:家元:小栗旬、オダ・ユージ:ユースケ・サンタマリア、スネーク:小出恵介、安男:塚地武雅、いちご娘。:香川照之 2007

『つみきのいえ』(加藤久仁生)

海の水位が上がり続けている世界。家の回りは一面海。近所はもう引っ越してしまっているが、彼はひとり水が上がるたびに、上に上に積み木のように家を重ね、妻との思い出の詰まった家に住み続けている。水面の上に出ているのは小さな家一つ分。家は細く高く…

『容疑者 室井慎次』

登場人物が多くて、ちょい役が多くて、幕の内弁当を食べた感じ。最初から深さは狙ってないか。 そんな中、八嶋智人の悪役怪演が収穫。 あらすじ - goo 映画 2005年/日本/117分 監督:君塚良一 製作:亀山千広 キャスト:柳葉敏郎(室井慎次)、田中麗奈(…

『ピンポン』(曽利文彦)

これは、もう前から大好き。久しぶりに見てもやっぱり好き。評価って変わるものだけど、これは変わらないから、ずっと好きだろう。 楽しんでできることとか、努力を努力と思わずにやれることが何よりの才能だって感じさせてくれる。これ見ると元気出る。 あ…

『TAKI183』(小林正樹)

2006年/日本/85分 監督:小林正樹 キャスト:塚本高史、忍成修吾、加藤ローサ、窪塚俊介、村田充 あらすじ - goo 映画

『いちばんきれいな水』(ウスイヒロシ)

2006年/日本/90分 監督:ウスイヒロシ キャスト:加藤ローサ、菅野莉央、カヒミ・カリィ、南果歩 OFFICIAL WEBSITE http://www.cplaza.ne.jp/kireina-mizu/ あらすじ - goo 映画

『シムソンズ』(佐藤祐市)

2006年/日本/113分 監督:佐藤祐市 キャスト:加藤ローサ(伊藤和子)、藤井美菜(尾中美希)、高橋真唯(小野菜摘)、星井七瀬(林田史江)、大泉洋(大宮平太) 主題歌:JUDY AND MARY あらすじ - goo 映画 加藤ローサ OFFICIAL WEBSITE http://www.ken-…

『暗いところで待ち合わせ』(天願大介)

(私の見た)田中麗奈史上、一番の演技。まちがいなく代表作。 田中麗奈が演じるのは、大学在学中に失明後、家に閉じこもりがちになり、家族にも死なれ、ひとりで静かにすごしている女性。 チェン・ボーリンは、いじめにあって疎外感を感じている中国日本のハ…

『めがね』(荻上直子)

ゆったりと、ストレスフリーのアクアセラピーを受けた気分でした。 あらすじ - goo 映画 2007年/日本/109分 監督・脚本:荻上直子 キャスト:小林聡美、市川実日子、加瀬亮、光石研、もたいまさこ

『かもめ食堂』(荻上直子)

フィンランド、、、行ってみたいかも。夏に。 あらすじ - goo 映画 2005年/日本/102分 監督:荻上直子 キャスト:小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ 公式サイト www.kamome-movie.com/

『真昼ノ星空』(中川陽介)

なんでワン・リーホンが日本映画に?・・・と思ったが、よく考えると、飛行機でも船でも、日本の本土から行くより台湾からの方が近いんですよね、沖縄は。台北旅行したとき空港の出発ボードに「那覇」があったので、ああ、そういえば近いんだと思ったっけ。…

『アヒルと鴨のコインロッカー』(中村義洋)

ボブ・ディランファンとしては、「風に吹かれて」がテーマソングだというだけで見ない訳にいかんだろうと恵比寿へ。実際には、たいした使われ方じゃなかったので腰砕け。とはいえ、割といつも早めにオチ が見えてしまう私が、そういう見かたをするのを忘れて…

『七人の侍』(黒澤明)

約十年ぶりに見た。今回は数ヶ月前に小津安二郎の映画を見たからか、すごく違いを感じた。どちらも世界レベルだが、小津は渋み、細かなところまでの完成度がすごく、これは豪速球の切れ、強さみたい。日本人だったら、日本以外の人にもしっかり伝えられるく…

『トニー滝谷』(市川準)

もともとお気に入りの監督の一人で(会社物語、つぐみ、東京マリーゴールド、味の素のCMも)、あちこち気に入るシーン・台詞がいくつもあって。でも、他の映画とは違って実験的な映画だったのだが、自分にとっては素直に受け入れられる変な感じ。原作は読…

『ウミヒコヤマヒコマイヒコ』(油谷勝海)

田中泯に★★前衛舞踏家・田中泯、すごいです。インドネシアの自然人々とのダンス/パフォーマンスも。何が常人と違うのか? きっと感受性。周りのものを感じ取るセンサーがすごいのだろう。表現したい気持ちがあっても鈍感な人=感じ取る力が弱い人って、単な…

『東京物語』(小津安二郎)

脱帽です。この完成度へのこだわり、美意識。人の気持ちの細かい動きまでも表現する細やかさ。凄い。この厚み、深みは、他で見られない。 あらすじ - goo 映画 1953年/日本/135分 監督:小津安二郎 脚本:野田高梧 ノダ、小津安二郎 撮影:厚田雄春 録音:妹…

『晩春』(小津安二郎)

あらすじ - goo 映画 1949年/日本/108分 監督:小津安二郎 原作:広津和郎「父と娘」 キャスト:笠智衆、原節子、杉村春子、ほか

『珈琲時光』(侯孝賢)

侯 孝賢(ホウ・シャオシエン)繋がりで見たのだが、ほんとに台湾の映画監督なのか??。まいった。小津安二郎生誕100年を記念して作られた日本映画なのに、最近の日本映画よりもはるかに日本映画していた。よい意味で。 特に、日常の美しいしぐさをきれ…

『ココシリ』(ルー・チュ—アン)

中国チベットのココシリ地区で実際に90年代にあった、チベットカモシカ密漁団と森林警備隊との戦いの事実をもとに描いた映画。ひとことで言うとショック。人はこうもあっさりと死んでしまうのか。少なくとも映画の中ではなかなか死なないものだと思っていた…

『ニライカナイからの手紙』(熊澤尚人)

沖縄、八重山諸島の竹富島と東京が舞台。 東京に暮らしていると当たり前の常識も、向こう側から見ると常識なんかじゃないんだな。そんな当たり前のことを、自然に、ゆっくりと教えてくれた。特に、いろいろと対比できるのでわかりやすかった。人間関係の希薄…

『アルゼンチンババア』(長尾直樹)

さすが、役所広司、鈴木京香。演技力見せてくれます。でもあとはダメ。全然引き込まれなかった。ちなみに原作は短編なのだそうだ。あー、なんだか納得。 個人的には、こういう方がよかったかなーとふと思った。 靴に恋する人魚 2007年/日本/112分 監督:長…

『さくらん』(蜷川実花)

映画のパーツパーツは、見どころが多い。特にグラフィック。さすが各業界の注目の才能がやってるだけある。しかし残念でしょうがないのは、とにかくバラバラ、散漫。映画としての完成度は最初から諦めて、とにかく個性を見せつけるんだと割り切っていたかも…

『それでもボクはやってない』(周防正行)

ショック。無罪を出すということは、検察にも警察にたてつくこと、つまり国にたてつくことになる。昇進して偉くなろうと思っている裁判官は、効率よく裁判の数を稼ぎ、正しい裁判のためにいたづらに時間を費やすようなことをやっている人などいないのだろう…

『世界』(賈樟柯)

北京のテーマパークが舞台。地方出身者が夢を持って集まってくるが、現実を目の当たりにして、ひとつひとつ諦めていく人々が描かれる。きっと世界中のどこの都会でも同じなのだろう。現実に近い世界をこれでもかこれでもかと突きつけ続ける。現実から逃避で…

『サトラレ』(本広克行)

もし自分の考えていることがまわりに筒抜けになっているとしたら。この映画の設定は荒唐無稽だけれど、そのへんのことは忘れて、どんどん引き込まれた2時間。技術面は突っつく人いっぱいいると思いますけど、現実世界はもっとどろどろですが、そういうこと…