台湾

『遠い道のり』(林靖傑)

『藍色夏恋』以来のグイ・ルンメイを見に、会社を私用外出して見に行った。東側をぽてぽてと目的なくのんびりまわる旅をしたいーーそんな気にさせてくれる気持ちのよい風景と音がいくつかあっただけでも大収穫だったが、随所に中途半端さキレの悪さを感じて…

『真昼ノ星空』(中川陽介)

なんでワン・リーホンが日本映画に?・・・と思ったが、よく考えると、飛行機でも船でも、日本の本土から行くより台湾からの方が近いんですよね、沖縄は。台北旅行したとき空港の出発ボードに「那覇」があったので、ああ、そういえば近いんだと思ったっけ。…

『多桑』(侯孝賢)

1993年/台湾/144分 製作総指揮:侯孝賢 ホウ・シャオシエン 監督:呉念眞 ウー・ニエンジェン

『ふたつの時、ふたりの時間』(蔡明亮)

トリュフォーの「大人は判ってくれない」のオマージュシーンがあったりして、あ、そういう背景があって台北=パリなのね、という気づきはあったけれど、この人の映画は、やっぱり苦手みたい。 あらすじ goo 映画 監督・脚本:蔡明亮(ツァイ・ミンリャン) …

『迷子』(李康生)

2003年/台湾/88分 監督・脚本:李康生 リー・カンション、製作:蔡明亮 ツァイ・ミンリャン キャスト:陸奔静 ルー・イーチン、ミャオ・ティエン、チャン・チェア あらすじ - goo 映画

『珈琲時光』(侯孝賢)

侯 孝賢(ホウ・シャオシエン)繋がりで見たのだが、ほんとに台湾の映画監督なのか??。まいった。小津安二郎生誕100年を記念して作られた日本映画なのに、最近の日本映画よりもはるかに日本映画していた。よい意味で。 特に、日常の美しいしぐさをきれ…

『悲情城市』(侯孝賢)

舞台は台湾台北郊外。日本の敗戦に始まり、台北に国民党政権が誕生するまでの4年間、社会の変化に翻弄される一家を中心の物語。 清に支配され、日清戦争に負けて日本に割譲され支配され、ようやく解放されると思ったら、大陸からやってきた外省人に支配され…

『Hole|洞』(蔡明亮)

未知のウィルスが蔓延する台北。きれいではない水、雨でいつも映画がじめじめ濡れている。だからなのか、気持ちが晴れることなく延々と続く。不安が大きなサプライズで霧散して気持ち良くなるのならそれも良いが、もやもやじめじめした気持ちが強く残る。し…

『藍色夏恋』(易智言)

この手の高校生ものでは、今世紀に入って一番。保存版でDVDも購入。 陳柏霖も桂綸[金美]も輝いている。はやくこれを上回る作品で再見したいものだ。 あらすじ - goo 映画 原題 : 藍色大門 英題:Blue Gate Crossing 2002年/台湾・フランス/84分 監督:Yee …

『恋愛回遊魚』(呉米森)

妻がTSUTAYAで、中国語の勉強の教材に借りてきたので、何の気なしに一緒に見たんだけど思わぬ収穫(妻えらいです)ストーリーは、台湾大学医学部卒の30歳の無職男と美少女の、都会(台北)を舞台にした、60分の恋愛もの。その何が良かったかというと、ま…

『靴に恋する人魚』

細部まで丁寧に作られた、小品佳作でした。多くの女性にはたぶん好評だと思いますが、男性でも、特に絵を見る描くのが好きな人、デザイナーとかイラストレーターだったら気に入る映画なんじゃないかな、と思いました。 行く前は、半分妻の付き添い気分だった…