『真昼ノ星空』(中川陽介)

なんでワン・リーホンが日本映画に?・・・と思ったが、よく考えると、飛行機でも船でも、日本の本土から行くより台湾からの方が近いんですよね、沖縄は。台北旅行したとき空港の出発ボードに「那覇」があったので、ああ、そういえば近いんだと思ったっけ。台湾の人には一番近い外国なんだなと。しかし、ワン・リーホンってすごい、才能が。ピアノもバイオリンも歌も、その上、俳優まで。


あとこの映画、主要な俳優が彼と鈴木京香だけなので、じっくり散漫にならずに、かつ沖縄の空気温度みたいなものを感じながら見ることができた。最近気がついたのだが、どうも、登場人物が少ない映画の方が好きらしい。


上の記事を書いて半年後、5月のGW直後、沖縄に行った。妻は台北から国際線で。おれは羽田から国内線で。那覇の国際線空港は、地方の国内線空港並みに簡素で、微笑ましい国際空港だった。国内線ターミナルはすごい豪華なのに。台北那覇の飛行時間は1時間半。近い近い。台湾からの旅行客はけっこう多い。沖縄の海と白い砂浜のきれいさは、台湾や香港でもよく知られているらしく、リゾートとして旅行に来る人が多い。