2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『迷子』(李康生)

2003年/台湾/88分 監督・脚本:李康生 リー・カンション、製作:蔡明亮 ツァイ・ミンリャン キャスト:陸奔静 ルー・イーチン、ミャオ・ティエン、チャン・チェア あらすじ - goo 映画

『紅夢』(張藝謀)

怖い。作り物のホラー映画なんかよりずっと怖い。人の恨みとか妬み、憎悪って。赤と蒼と白を思いっきり意図的に構成した映像が隙なく決まっていて美しいが、それもかえって冷たくて怖い。 あらすじ - goo 映画 大紅燈篭高高掛/1991年/香港 中国/ 監督:チ…

『東京物語』(小津安二郎)

脱帽です。この完成度へのこだわり、美意識。人の気持ちの細かい動きまでも表現する細やかさ。凄い。この厚み、深みは、他で見られない。 あらすじ - goo 映画 1953年/日本/135分 監督:小津安二郎 脚本:野田高梧 ノダ、小津安二郎 撮影:厚田雄春 録音:妹…

『シクロ』(トラン・アン・ユン)

アジアの映画を見ると、行きたくなるような作りをしている観光案内映画は数多いけれど、この映画は毒が強いので、私は行きたくなるが、行きたくない人も出てくるだろう。貧困、汗、暴力などの現代ホーチミンの裏の毒だ。 場面は10数年前のベトナムホーチミ…

『晩春』(小津安二郎)

あらすじ - goo 映画 1949年/日本/108分 監督:小津安二郎 原作:広津和郎「父と娘」 キャスト:笠智衆、原節子、杉村春子、ほか

『モンゴリアン・ピンポン』

あらすじ - goo 映画

『珈琲時光』(侯孝賢)

侯 孝賢(ホウ・シャオシエン)繋がりで見たのだが、ほんとに台湾の映画監督なのか??。まいった。小津安二郎生誕100年を記念して作られた日本映画なのに、最近の日本映画よりもはるかに日本映画していた。よい意味で。 特に、日常の美しいしぐさをきれ…

『芙蓉鎮』(謝晋)

1987年/中国 あらすじ - goo 映画 監督:謝晋 シェ・チン キャスト:劉暁慶 リュウ・シャオチン(胡玉音)、姜文 チアン・ウェン(秦書田)

『悲情城市』(侯孝賢)

舞台は台湾台北郊外。日本の敗戦に始まり、台北に国民党政権が誕生するまでの4年間、社会の変化に翻弄される一家を中心の物語。 清に支配され、日清戦争に負けて日本に割譲され支配され、ようやく解放されると思ったら、大陸からやってきた外省人に支配され…

『バベル | BABEL』(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ)

ここまで涙が流れ、人が泣き、叫ぶ映画を初めて見たかもしれない。他人が涙を流すまでのプロセス、善人の涙の訳ををたくさん。それも伝えたいのに伝わらないもどかしさの結果表現としての涙。なんだか最近、喜怒哀楽が減って、めったなことでは涙を流してい…