『ニライカナイからの手紙』(熊澤尚人)

沖縄、八重山諸島竹富島と東京が舞台。


東京に暮らしていると当たり前の常識も、向こう側から見ると常識なんかじゃないんだな。そんな当たり前のことを、自然に、ゆっくりと教えてくれた。特に、いろいろと対比できるのでわかりやすかった。人間関係の希薄さと濃さ、夢のあるなし、色の豊かさと灰色、敏感と鈍感、、、。あとコミュニティのありかた。


蒼井優の演技も良かったけれど、知識的なおもしろさもあり。