『お茶漬の味』(小津安二郎)


気が急いている時には見られなかったテンポだが(小津作品みなそうだが)、今日はそうではなかったので、見られたし、すごくよい味わいがあった。「遠慮のない、primitiveな、、お茶漬けの味」が夫婦の味なんだよ。ってのが、最後にじんわりと納得というか、発見させられた。こういう、脚本がよく練られた日本の深い人間ドラマを味わえる力がまだあるのを確認できてよかった。