『犬猫』(井口奈己)

人のセックスを笑うな』を見損ねている間に、同じ井口監督先品のこっちを先に見た。おもしろい。内向的奥手不器用と、積極的器用な対照的なおんな2人。仲悪いのか仲良しなのか、駆け引きしたり、ほんとにけんかしたり、近づいたり離れたり、、、。一連の描写がとても。タイトルで誤解するが犬猫は出てくるがあくまでチョイ役。2人の女性のメタファーとしてでした。


描写のスタイル?は、特にカメラの距離なのかレンズの選択なのか、ちょうどよく好き。不自然に近くなく、カットもほどほど長くて。セリフの量も絶妙な量。嘘くさい大事件がないし。好きな映画の条件にいくつもはまってました。