『蛇イチゴ』(西川美和)

金魚掃除当番をさぼった男の子。母親が病気だったからと言う。つみきみほ演じる教師役のノリコは、限りなく嘘つき扱いをするが、被害をうけてひとりで掃除をしなければならなかった女の子は、わからないという。本当に病気だったのかもと。


かなり嘘つきの兄、嘘を許せない妹。兄は嘘つきだという決めつけで、兄が家の窮地を救おうとしているのか、騙そうとしているのかも、悪意の方に決めつけてしまう。しかし、最後に、、、。
しかし、監督の年齢を知らずに見たけれど、27〜28歳の時にこの脚本が書けるとは。すごいな。


食べられそうな見た目をしているくせに実は食べられない蛇イチゴも、嘘をつかないこともある。決めつけてしまうのはよくないな。