『それでも生きる子供たちへ』

この映画は、今時の世界によくある子供たちにとって厳しいシーンを描いている。大人って、自分が子供のときにやられたことを知っているはずなのに、大人になると、子供に同じことをしてしまう。でも、この映画に出てくる子供って(みんなじゃないけれど)、それでも生きてる。たくましい。


ドキュメンタリーを下敷きにしたフィクションだが、逆に痛々しいだけのドキュメンタリーよりもテーマがよく伝わってきた。今年映画館で見た映画のNO.1。7人の監督がちゃんと同じテーマに着地させることができていて、見終えてどれも甲乙付けがたかった。


最後に出たフレーズ「大人は誰も昔は子供だった。そのことを忘れずにいる大人はほとんどいない。(サン-テグジュベリ)」に激しく納得。