『不都合な真実』(デイビス・グッゲンハイム)

この映画、見るべき。見て自分を反省しない人、襟を正そうと思わない人は、ほとんどいないはず。


出てくる地球温暖化に関係する事実のほとんどは、前から知っていた。
でもそれに対するとらえ方は、
北極の氷は40年間で40%縮小した。(ふーんそうかー) 南極の氷が溶けると海面が何メートルも上昇する(ふーんまー大丈夫でしょ) 森林伐採どんどんされているよね。(そうだよね困ったもんだよねー) 中国ってどんどん環境汚染してて、その大気が日本に流れてきてるんだよね(ほんと大迷惑だよね) 地球温暖化って、そもそも政治が動かなければどうにもならない大きな問題だからなー。
ぐらいだった。いつもの生活だって、ゴミは減らそうとしてるほうだし、乗っている車は小型車だし、省エネな家電にしてるし、ゴミの分別はこまめにする、、、。環境問題には敏感な方だし、エコな方だと思ってた。


でも、自分って全然ダメダメ。事実を繋げて、ゴアの素晴らしいプレゼンテーションで見せられたら、あー自分は、分かっている風なだけで、モラルのレベルは低かったんだと痛感した。突きつけられた。


それにしても、ゴア。ブッシュとの大統領選挙、僅差で負けたんだったよなー。彼が当選していたら、、、今思ってもしょうがないことだけどなー、残念。でもそこから立ち直って以降、1000回以上、自分で生の声を伝えるために講演に回っているなんて。


あと余談だけど、ゴアのプレゼンテーション技術、見て良かった。ためになった。今まで見た中で一番凄かった。


けど、エコってだんだんうさんくさいビジネス入ってきたから、ちゃんと裏も見ないと・・・鵜呑みにしちゃいけない。