『花蓮の夏|盛夏光年』(陳正道)

すごい痛々しい、けど(だから)美しい。
監督は若さ純粋さを失う前に映画にしたかったらしい。確かにそうだろう。世間の不純物を体に取り込んでしまったら、もう撮れない。映像にできてよかったと思う。


この映画から感じることができる自分はまだいるけれど、ずいぶん遠くにきてしまった気がする。かなり距離を感じるけれど、わからないではなく、距離を感じるだけだから、まだまだ若いかな。